RSIを利用したMT4のEA

RSIを利用したMT4のEA

RSI(Relative Strength Index)は、価格の動きを分析するために使用されるテクニカル指標です。MT4のEAで最も使われているテクニカル指標でもあります。特にエントリーの条件として、RSIが組み込まれていることが多くあります。EAだけでなく、MT4での裁量トレードでも相場を判断するのに便利なテクニカル指標です。

RSIは0から100までの決められた範囲で動きます。70以上は買われすぎ、30以下は売られ過ぎというように判断されます。しかし単純に数字だけで判断するのは危険です。

たとえば、日足チャートで見たときに、RSIが70を超え買われすぎとなっていても、価格が上昇を続けることもあります。RSIだけで考えると、70超えのため売りトレードのタイミングと判断できます。しかし価格が上昇してしまうと、売りポジションを持っていた場合、大きな損失となってしまいます。つまり、RSIの値は日足チャートのみでの判断では不十分ということです。

そのためRSIを利用して決済のタイミングを計るには、週足チャートも合わせてみて全体的なても、週足チャートをみるとレートは上昇トレンドの真っ最中でRSIも上昇しており、70のラ相場の流れを確認することが大切です。たとえば、日足チャートではRSIが70を下回っていインに到達したばかりという状況では、売りポジションの保有は避けた方がいいでしょう。

RSIをMT4のEAで利用する場合は、他のテクニカル指標と組み合わせて使用することで、より正確なトレードを行うことができます。RSIの相性がいいテクニカル指標が、移動平均線(MA)、ボリンジャーバンド、MACDです。これらの相性のいいテクニカル指標と組み合わせて精巧に相場を判断することで、より精度の高いトレードができます。